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--- 哀しみの同士 ---

「めぐみさん、春香です」
病室へ入った春香さんがめぐみさんに声を掛けると、ベッドに寝ているめぐみさんはチラッと視線を向け軽く会釈しただけで、返って来る言葉はありませんでした。
「どお、身体の具合は?」
「・・・・・・・・・」
「今、洋祐先生とお会いしたので伺ったら、手術の経過は順調らしいわね・・・・良かったわ」
「・・・・・・・・」
「でも、とても心配されていたわ。めぐみさんが何も喋ってくれなくなってしまったって・・・・・」
春香さんがそう話しかけても、やはり、めぐみさんは口を閉ざしたままでした。
『これは思ったより重症ね。こうなったら、わたしも心を開いて話すしかないわ』
春香さんはベッド脇のイスを手で引き寄せ、そこにタイトスカートで覆われた女らしいふくよかなお尻を乗せました。
「めぐみさん、わたしにはめぐみさんの気持ちが痛い程分かるの。だから、今のめぐみさんを見ていると、とても辛くて・・・・・」
「分・・・・分かるはずないわ、今のこのわたしの気持ちなんか」
「いいえ、分かるの・・・・わたしにはね。わたしも・・・・・元は男だったから」
「えっ、男?・・・・春香さんが」
「・・・・・そうよ。詳しい事はまたいずれ話すとして、わたしも性転換手術を受けさせられて『女』になったの。しかも、めぐみさんと同じように強制的にね」
「う・・・うそ、信じられない。わたしにはどこから見ても女の人にしか見えないわ」
「でも、わたしがこのように表面的だけでも女らしく見えるようになったのはつい最近の事。それまでは、自分の心はあくまでも男なのだともがいていたわ」
「・・・・・・・・」
春香さんから出たあまりにも意外な話に、めぐみさんは別の意味で言葉を失っていました。
「わたしも手術直前までは『女の身体』に変えられてしまう事を覚悟していたわ。いえ、覚悟しているつもりだった。でも後で分かったのは、そう強い気持ちで覚悟出来ていたのは、たとえ僅かでも自分の身体に『男の部分』が残されていたから・・・・だから強い気持ちが保ててたの。手術で自分の身体から最後の『男の部分』が切除された途端、気持ちが真っ白になって・・・・・。しかも、その大きな喪失感から今度は心の中で『女性化』への反発が始まったの。きっと、今のめぐみさんもその時のわたしと同じなのではないかと思って・・・・・」
「知・・・・知りませんでした。春香さんが・・・・・・・」
自分と同じ道を歩いて来たと知って、めぐみさんは多少なりとも心を開いてくれたようでした。
「話は変わるけれど、めぐみさん、洋祐先生に告白したそうね」
「えっ、春香さんどうしてその事を知っているんですか?」
「洋祐先生から伺ったの。先生、とても喜んでいらっしゃったわ」
「うそ・・・・そんなのうそよ。わたしは男よ。同性にそのような事告白されて嬉しいはずがない」
「うーん、どうかしら。わたしに洋祐先生のお気持ちが分かる訳ではないけれど、決して悪くは思っていらっしゃらないと思うわ」
「もういいの。どうせ、洋祐さんは間もなく外国へ行ってしまうわ。だから、わたしにはもうどうでもいい事なの」
「洋祐先生・・・・その事を一番心配されていたわ」
「わたし、洋祐さんがいなくなったらもう『女言葉』なんて使わない。こんな身体になってしまったけれど、わたしは男・・・・男なのよ」

春香さんの心配していた通り、やはりめぐみさんの心の中には『女性化』に対する反発心が生まれていました。

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08/26|女装子十二陰棒コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
--- 春香と秘密の部屋 ---

「隆造様、その後、めぐみさんの具合はいかがなのでしょうか?」
「大丈夫だ、もう心配はいらん。順調に回復に向かっている。だが、予定よりも手術が早まった事でかなりショックを受けているようだ。今、洋祐が診察しているところだが、ここのところずっと口を閉ざしたままらしい」
「えっ・・・・それは心配ですね。では、わたしもちょっとお見舞いに伺わせて頂いてもよろしいでしょうか? 何だか他人事とは思えなくて・・・・・」
「そうか、その気持ち分からんでもない。仕事に出るまでにはまだ時間がある、顔でも出して力づけてあげてくれ」
「はい・・・・では、そうさせて頂きます」
春香さんは隆造の許可を得て、めぐみさんの病室へと向かいました。
『めぐみさん、きっと大きな喪失感を味わっているに違いないわ。わたしもそうだったから・・・・・。ましてや、めぐみさんの場合は心の準備が出来ていない状態での手術になってしまったから』
「春香さん!」
「は・・・・はいっ」
春香さんがそのような事を考えながらボーッとして廊下を歩いていると、突然、前方から声が掛かりました。見ると、めぐみさんの診察をしているはずの洋祐でした。
「あっ、洋祐様。めぐみさんの診察はもう終えられたのですか?」
「はい」
「では、ちょうど入れ替わりですね? わたしはお父様の許可を得て、めぐみさんの病室へお見舞いに行くところなのです」
「そうですか・・・・・。めぐみさん、身体の回復具合は順調なのですが、精神的な落ち込みが酷くてね。春香さんからも何か言葉を掛けてあげてください」
「お力になれるかどうか分かりませんけど、同じような経験をした者としてめぐみさんの心に語りかけてみます」
「同じような経験?」
「えっ・・・・いえ、わたしも以前大きな手術を経験しているので・・・・・・」
「あっ、そういう意味ですか」
春香さんには大神隆造から大神家の詳しい内情が話されていますが、今のところ大神家の人間には春香さんの正体は明かされていません。春香さんが、『元・男』である事も・・・・・。
「春香さん」
「はい」
「今、少しだけお時間を頂いても宜しいですか?」
「時間・・・・って、何か?」
「ちょっとお話したい事があるもので・・・・・・」
「えぇ、少しの時間なら大丈夫ですけど」
「そうですか、それでは・・・・そうだ、あの部屋の中に入りましょう」
そう言うと、洋祐はあるドアを指差しながら、その中へ春香さんを誘い入れました。
「ガチャン!」
頑丈なドア・・・・そのドアを閉めると、洋祐が内側から鍵を掛けました。春香さんはとても不安な気持ちになりました。

その部屋の中から二人が出て来たのは、それから二十分程後の事でした。
「春香さん、やはり貴女とお話をしてみてよかった」
「はい、わたしもです」
二人は中で何かを話し合っていたようです。
「ところで今のお部屋、何だか妙にひんやりして静まり返ったお部屋でしたが?」
「あぁ、今の部屋の事ですか。あの部屋は『霊安室』です」
「えっ、『霊安室』?」
「はい、お亡くなりになられた方を安置しておく部屋です。ちょうど今は空いていたので、それでちょうどいいので利用させてもらったのです。あそこなら滅多に人が入って来ないですからね」
「まぁ、そんな事をしたら『バチ』が当たりますよ」
「そうですね。そんな事ばかりしているから、今回このような『バチ』が当たってしまったのかもしれません」
「そんな事おっしゃらないで、負けないで頑張ってくださいね」
「・・・・・えぇ、そのつもりではいます。では、めぐみさんの事・・・・よろしく頼みます」
「はい、わたしがどこまでお力になれるか分かりませんが、出来る限りの努力はしてみるつもりです」
「あと、あの『洋祐様』っていうのはやめてください。何だか蕁麻疹が出てきそうです」
「では、洋祐・・・先生の方がいいかしら?」
「はい、そうしてください」

さて、二人の間にどんな会話があったというのでしょうか。
部屋から出て来た二人の雰囲気は、部屋に入る前とは明らかに違っています。

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08/25|女装子十二陰棒コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
--- 生かされたコスプレ経験 ---

春香さんが杉浦さんと激しい絡みを演じてから一週間後、突然、大きなアクシデントが起きました。隆一郎の婚約者であるめぐみさんのペニスが、その根元に嵌められていた婚約指輪によって切断の危機に陥ったのです。

「ドッドッドッドッ! トントントン!」
廊下を走る足音がしたかと思うと、春香さんの部屋を強くノックする音が。春香さんが開けると、そこには隆造の姿が・・・・・。
「隆造様、何かあったのですか?」
「めぐみくんが大変な事になっている。緊急手術が必要だが、状況が状況だけにそれに立ち会えるナースがいない。悪いがこれを着て手術を手伝ってくれ」
春香さんが目の前に差し出された白い布状の物を広げてみると、それはナース服でした。
「これを着てわたしがお手伝いをするのですか?」
「そうだ、時間がない早く着替えてくれ」
「でも、わたしナースの免許なんて持っていませんよ?」
「いいんだ、どうせ手術自体が違法のものだ。頭数さえ揃っていれば構いはせん。それに、おまえは以前ナースの服を着て仕事をしていたと言っていたではないか」
「で・・・でも、それは風俗店でコスプレのお仕事で・・・・・・・」
「おぉ、やっぱり経験があるじゃないか、それで十分!」
あまりの緊急事態で頭が混乱しているのか、隆三の訳の分からない受け答えに春香さんは呆気にとられていました。
「何をボケっとしているんだ。いつになったら着替えるつもりだ」
「そ・・・それは、隆造様が・・・・・」
訳の分からない事をおっしゃっているから・・・・と言いたかった春香さんでしたが、さすがにそれは言えませんでした。

この時、すでに手術室では次男の洋祐がたった一人で激しく苦しむめぐみさんに必死の手当を施していました。
「こ・・・・これは酷い!」
洋祐がその患部を見ると、リングの食い込み部分の大部分の表皮が裂け、今すぐにでも切断しかねない状態になっていました。
「リングが食い込んだ刺激で、更に勃起度が増幅されてしまっている。これでは・・・・・・」
洋祐は、もはやただリングを外すだけでは済まなくなっていると判断していました。
「あっ・・・・お父さん」
その時、白衣姿の二人の男性を伴って、隆造とナース姿をした春香さんが駆けつけて来ました。
「洋祐、めぐみくんの具合はどうだ?」
「すでにリングの食い込みが深過ぎて、かなりの部分に深い裂傷が生じています」
「そうか・・・それでは決断した方がいいようだな・・・・・」
「決断って・・・・いったい?」
「どうせ、間もなくめぐみくんのペニスは切除されてしまうんだ。この機会に性転換手術まで施してしまっても何も問題はない。しかも、手術の準備はもうすでに出来ている事だしな・・・・」
「そ・・・・そうは言っても、めぐみさん自身はこんなに突然性転換手術をされるとは思っていません。せめて、心の準備をする時間くらいは与えてあげないと・・・・。今回はとりあえず縫合手術だけで済ませ、性転換手術自体を延期するべきだと思います」
「いや、二度も手間をかける必要はない。それに隆一郎にもすでに連絡を取り、手術の了解は得ておる。おい・・・・君達、この患者に麻酔をかけ、手術が始められるよう準備に取り掛かってくれ。あと1時間もすれば小村井くんもここへやって来るだろう」
たぶん麻酔医なのでしょう。同行して来た二人の白衣の男性が麻酔の準備を始めました。
「お父さん、このままの状態で1時間も放ってはおけませんよ・・・・急いで手当てをしなくては。小村井先生がすぐに来られないのであれば・・・・私がやります。私にこの手術やらせてください」
「何を言い出すんだ・・・・洋祐。おまえは普通の外科医だろう。この手術は、その種の技術と十分な経験がないと出来んぞ」
「実は、お父さんには黙っていましたが、アメリカで勉強している時に何度もこの手の手術は行っています。向うにいると、いろいろな手術に立ち会わされるのです」
「それは、本当なのか? そんな話は今始めて聞いたぞ。手術をやりたくて嘘をついているんじゃないだろうな?」
「こんな命にかかわる事で嘘などつきませんよ」
「分・・・・分かった。では、おまえに任せよう。だが、本当に大丈夫なのか? 小村井くんは、今ちょうど大きな手術の最中ですぐにはここへは来られんが、しばらく待って彼に任せた方がいいのではないか?」
「いいえ、いつまでもめぐみさんをこのまま放っておく訳には行きません。それに・・・・・」
「それに?」
「それに、めぐみさんに性転換手術を施すというのであれば・・・・・この私の手でしてあげたいのです」
「おまえがそうまで言うのなら、わしは別にかまわんが・・・・・。ただ、めぐみくんの今回の性転換手術をするにあたっては、一つ条件がある。それだけは執り行って貰いたい」
「条件? 条件とはいったい何ですか?」
隆造には、何か思惑があるようです。
「今回の手術には、クローン技術で作り上げた人工子宮を使うのでそれに付随する膣も使える。なので、めぐみくんから切除するペニスは、極力そのままの形で残しておくように・・・・・」
「それはまた何で? 女性器を形成する時には亀頭と海綿体の一部は利用しますが、それでもほぼ原型を保つ事は可能です。残すようにと言われれば、そう致しますが・・・・・」
「今は時間がない。その理由はまた後で話す。おまえが手術をするというのであれば早い方がいい。さぁ、準備して始めよう・・・・わしも手伝う。あぁ、それから・・・・この際だから秘書の春香にもナースの代理をして貰う事にした」
そう言って、隆造は傍らにいる春香を自分の前に押し出しました。
「春香さん? でも、春香さんはナースの資格をお持ちなんですか?」
洋祐は、ナース姿の春香にそう問い掛けました。
「いいえ・・・・ありませんけど」
春香さんが申し訳なさそうな声で答えました。
「洋祐、それなら大丈夫だ。春香は以前、コスプレ系の風俗店でナース姿で働いていた経験がある。手術中に汗を拭き取るくらいの事は出来る・・・・・」
「・・・・・・?」
大病院の院長とも思えぬ隆造の発言に、洋祐は思わず苦笑いし眉をしかめました。
「まぁ、この手術自体が違法なものなのだから、この際資格云々はどうでもいいだろう、ちょうど小村井君も手術中で手が空かん訳だし・・・・・」
「は・・・・はい、それはそれで助かりますが・・・・・・」
洋祐はただ呆れるだけでした。
それから10分後、恵一の性転換手術の準備が完了した。
「では、洋祐。そろそろ始めるとするか」
「はい・・・・お父さん」

手術室では、今まさにめぐみさんの手術が始まろうとしています。
強制的に『男の身体』を『女の身体』へと変える・・・・拒否している者にとっては、男の誇りをずたずたに切り裂かれる屈辱的な手術です。

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08/24|女装子十二陰棒コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
--- 俊恵を犯す『男役』春香 ---

春香さんと杉浦さんの肉体的な絡みは、隆造の目を誤魔化す為とはいえ、ここまでする必要があるのか・・・・とさえ思える激しさでした。

「嫌っ、春香さん・・・・恥ずかしい」
「駄目っ、奥様も同じようにわたしの大切な部分を舐めて!」
二人は逆方向になって向かい合い、シックスナインの形をとっています。少し前に春香さんに穿いているパンティーを脱がされ、『女』となったその部分を見られてしまっただけでも恥ずかしかった杉浦さんです。その部分を春香さんの舌で愛撫されなど、考えてもいなかった事です。
「う・・・うぅぅ・・・・っ! あぁ、そうよ奥様。もっと舌を使ってぇ!!」
春香さんが興奮の余り大きな声を張り上げました。
「あぁ・・・・そうだわ」
春香さんが急に何かを思い出したように起き上がり、ベッド脇の引き出しを開けました。
「こ・・・これね、隆造様がおっしゃっていたのは・・・・・」
春香さんが手にしているのは擬似ペニス・・・・いわゆる『ペニスバンド』ですが、双方が感じられるように双頭の形になっているのもです。
『部屋に入る前に隆造からこれを使うようにと言われていたんだわ。でも、これってわたしが着けるの? わたしが着けて杉浦さんを・・・・・? 嫌っ、杉浦さんにそんな事したくない』
自分がペニスバンドを使うという事は、杉浦さんを『女』として対する事。春香さんには辛い行為でした。
「奥様、少しお待ちくださいね。今、いいものを装着していますから・・・・・・」
春香さんは、後で隆造がビデオで二人の絡みを観ても不自然にならないよう、杉浦さんの事を『奥様』と呼ぶなど細かい気配りをしています。
「うっ・・・うううっ・・・・・・」
ベッド上で膝立ての姿勢で両脚を広げ、両手を使ってペニスバンド内の『擬似ペニス』を挿入した春香さん。相互愛撫でかなり過敏になっているその部分への刺激に、思わず呻き声を発してしまいました。
『何か不思議な気持ち、男だった自分がこのようなものを着けているなんて・・・・・』
本物のペニスを切除され失った春香さんが、このようなものを身に着ける事になるとは、何とも皮肉な話です。
「では、これから二回戦よ・・・・奥様」
ペニスバンドの装着が終わった春香さんは、その前面に突出した擬似ペニスに恥じらいを見せながら、再び杉浦さんの身体に覆い被さって行きました。
「あっ・・・あっ・・・・ああん・・・・・」
乳房を春香さんの舌で弄ばれながらその右指によって加えられる杉浦さんへの愛撫。その指と擬似ペニスのまわりには、いつの間にか潤滑を良くする為のゼリーも塗られています。
『杉浦さんが喘いでいる・・・・まるで『女』のように。きっと、こんな姿はわたしなどには見られたくないはず。ごめんなさい、杉浦さん・・・・何とか耐えてください』
「春・・・・春香さん、もう・・・もう許してぇ」
「本番はこれからですよ、奥様」
そう杉浦さんに告げると、春香さんは身体を杉浦さんの両脚の間に移動し、股間から突き出た擬似ペニスの先を杉浦さんの『女』の部分に押し当てました。そして、・・・・・・・
「あぁ、嫌っ。あぁぁぁぁ・・・・・・・・」
『杉浦さん、こんな事をするわたしを許して!』
春香さんは両目を強くつぶると、ゆっくりと腰を前後に動かし始めました。
「あっ・・・あぁ・・・・あぁぁ・・・・・・ぁぁぁぁ」
「奥様・・・・愛してます」
杉浦さんの喘ぎ声の合間に、春香さんが小さな声で囁きました。
「春香さん・・・・・も・・・もう駄目!」
「いいのよ、行っても・・・・・わたしも行くから」
杉浦さんが限界に近づいたと察知した春香さんは、腰の動きを早め一気に追い上げました。
「うっうっ・・・・ぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・あっ、行・・・・行くぅ!」
「あぁぁぁぁ・・・・・わたしもよ!」
激しい呻き声と共に杉浦さんの両脚が痙攣したかと思うと一気に力が抜け、春香さんの動きもピタッと止まりました。

五分後、二人は先程と同じ体勢のまま顔を寄い抱き合ったままでいました。
「杉浦・・・さん、大丈夫ですか?」
ビデオ映像で見抜かれぬよう、春香さんが杉浦さんの耳元で小さく囁きました。
「はい、大丈夫よ。でも、あんな姿を見られてわたし恥ずかしい・・・・・・」
「それは、わたしだって」
「でも、あんな気分になったの初めてよ」
「わたしも初めてです。女としてこんなに燃えたのは・・・・・」
「で・・・でも何で? 何もここまでしなくても」
いくら隆造を騙すという理由があるにしても、ここまでお互いの恥ずかしい姿を見せ合う必要はなかったのではないか・・・・と、杉浦さん疑問に思っていました。
「その答え・・・・言ってもいいですか?」
「えっ、春香さん何か他に理由が?」
もったいぶった春香さんのその言い方に、杉浦さんが聞き返しました。しかし、春香さんはなぜかなかなか言おうとはしませんでした。
「じつは、わたし・・・・杉浦さんの事が・・・・・好きでした」
そこまで言うと、春香さんは杉浦さんの頬に自分の頬を強く押し当てました。
『春・・・・春香さんがわたしに・・・・好意を・・・・・そ・・・そんな』
杉浦さんの頭の中は混乱していました。元はと言えばお互い男同士・・・・・この状況をいったいどう理解すればいいのか、杉浦さんには分かりませんでした。
「ご・・・ごめんなさい。杉浦さんのお気持ちを混乱させてしまって・・・・・・」
「でも、どうして? 春香さんは女の身体に変えられてしまっても、ずっと男の心を貫き続けようとしていたはずなのに・・・・・」
「それは・・・・今でも同じよ。でも、杉浦さん・・・・いえ、俊夫さんだけは別なの。だけど、俊夫さんは男のわたしになんて関心ないでしょ? もちろん、それは分かっているのだけれど・・・・・」
「ううん、そんな事ないわ。わたしも春香さんに初めて会った時から、あなたの女らしさに惹かれてしまっていたの。だけど、必死に『男』を失わないようにもがいていたあなたを見ていたら、春香さんを『女』として意識する事自体が失礼な事なのだと思えて・・・・・」
「俊夫さん・・・・わたしは何としてもあなたを助けてあげたい。でも、今はまだ無理・・・・チャンスはそう何度もないわ。一度失敗したらそれでもうお仕舞い。だから、辛いでしょうけどもう少し耐えていてくださいね」
「でも、わたしはもう諦めています。後はただ今では主人となった隆造の言いなりになるだけ・・・・・その方が楽なんです。だけど、せめて・・・・せめて赤月くんや妹の瞳だけでも。・・・・・・僕の・・・僕の最後のお願いです」
「俊・・・・俊夫さん」

最後に杉浦さんが見せてくれた真の姿。
その杉浦さんとの再会の時間を終始冷静な気持ちで乗り切った春香さんですが、その後、自分の部屋に戻った途端ベッドで泣き崩れました。

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08/23|女装子十二陰棒コメント(4)トラックバック(0)TOP↑
--- 性を超越した愛 ---

「本当に・・・・春香さんなの?」
「はい、わたしの顔をよく見て・・・・・・」
そう囁くと、春香さんは杉浦さんの耳元から一旦口を離し、自分の顔を杉浦さんの顔の前に持って行きました。薄暗い部屋ですが、顔を確認するには十分でした。
「整形でより女顔になってしまっているので分かり難いでしょうけど・・・・・」
「分・・・・分かります。あの頃より女らしい顔立ちに変っているけれど、間違いなく春・・・春香さんだわ」
「しっ・・・・声は極力抑えてください。この状況はビデオで撮られています。話をするのは、この体勢の時だけにします」
顔の確認を終えると春香さんは再び耳元へ口を近づけ、杉浦さんに今の二人の置かれている状況を伝えました。
「あまりこの体勢が続くと怪しまれます。話しは流れの中で少しずつしましょう。その間は、わたしの動きに合わせてください」
「分・・・分かりました、春香さん」
杉浦さんとの簡単な打ち合わせが済むと、春香さんが大胆な行動に出ました。いきなり杉浦さんの唇に自分の唇を強く押し付けると、強引に舌を割り込ませたのです。
「うぅ・・・・ふぁ・・・・・」
驚いた杉浦さんが思わず声を張り上げようとしましたが、まるで声になりませんでした。
「うう・・・・ぅぅぅぅ・・・・・」
「あっ・・・ぁぁぁ・・・・・」
演技なのか本気なのか、二人の濃密な口づけが続きます。そして、やっと一段落したかと思うと、春香さんが杉浦さんの身に着けている黄色いネグリジェを脱がし始めました。
「嫌っ・・・・駄目、それは・・・・・・」
たとえ演技にしても自分の変わり果てた身体を見られたくない杉浦さんは、思わず声をはり上げそうになりました。
「これも怪しまれない為です、もう暫く我慢してください」
春香さんが再び杉浦さんに囁きました。そして、自分もネグリジェを脱ぎ捨てると、杉浦さんの上に覆い被さって行ったのです。
触れ合う二人のパンティー。もし以前の二人だったならば、このような体勢になれば、お互いの大切な部分の盛り上がりが身体に触れていたに違いありません。しかし、今の二人には何も当たる物など何も存在しません。
「このまま縺れ合った状態で少しずつ話しましょう。でも、顔だけは感じている演技をしていてくださいね」
春香さんのその言葉に、杉浦さんが小さく頷きました。二人は、お互いに身体をくねらせながら耳元で囁き合いました。
「春香さん、わたし・・・・こんな身体になってしまったの。こんな姿、あなたには見られたくなかった・・・・」
「杉浦さん・・・・何も気にする事なんかないわ。わたしだって杉浦さんと同じ目にあっているんですもの。それに、わたしに対しては無理して『女言葉』を使わなくてもいいのよ」
「いいえ・・・・駄目。こんな姿で男の喋り方をしたら、もっと恥ずかしいわ。余計自分が情けなくなってしまう・・・・・」
「・・・・分かるわ。杉浦さんのそのお気持ち」
同じように男から女に性転換させられた春香さんには、杉浦さんの気持ちが痛い程分かりました。
「本当なら、わたしが春香さんを助けてあげなくてはいけなかったのに、でも、まさかこんな事になるなんて・・・・・」
「いいの、わたしの場合は諦めていたから・・・・」
「それより、どうして春香さんが大神隆造のところにいるのですか? しかも、こんな形にせよ、わたしの前に現われる事が出来るなんて・・・・・」
杉浦さんには、春香さんがそのような立場にいる事自体が不思議でなりませんでした。
「わたし、あの施設を出てから杉浦さんを頼ろうとして伺っていた事務所を訪ねてみたの。でも、その時にはすでに杉浦さんは消息を絶っていて・・・・」
「そうね・・・・わたし、大神隆造の罠に嵌まってしまったから・・・・・・」
「実は、その後杉浦さんの事を捜している時に、赤月恵一さんの存在を知ったの。赤月さんも杉浦さんを捜していて・・・・・」
「赤月くん? 彼は今どうしているのですか? まだ、わたしの事を捜しているのですか?」
杉浦さんは、突然弟のように可愛がっていた恵一の名前が出て来たので、目を輝かせて春香に訪ねました。
「そ、それなんですが・・・・・。その前に妹さんの瞳さんがやはり隆造達に捕まっている事はご存知ですよね?」
「は・・・はい。わたしが原因で酷い事になってしまいました。何とか救ってあげたいのだけれど・・・・・」
「実は、赤月さんも捕まっているのです」
「えっ、赤月くんも!?」
「はい、しかも・・・・・」
「しかも・・・・どうしたんですか?」
「い・・・・いえ、その・・・・・」

春香さんには、恵一までもがこの大神家に囚われていて、しかも、俊夫と同様に女の姿に変えられてしまったとはとても言えませんでした。ましてや、今では隆造の長男・隆一郎の婚約者となり、すぐ目の前には性転換手術の予定まで迫っているなどとは・・・・・・。

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 ひとみ絵里

Author: ひとみ絵里
性 別 :  人工微女

初めてスカートを穿いた日が私の誕生日です。ちなみに、小説の中で時々登場するめぐみ(恵一)のイメージ画像のモデルは一部を除いて私自身です。

    ♥ お話について ♥
このお話はフィクションです。お話の中に登場する人物名・会社名などはすべて架空のものです。また、このお話の著作権や私自身の画像に関しては、すべてわたし・絵里に帰属致しますので、無断で転載やご使用なさらないでくださいね。

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