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--- 失われた夢 ---

春香さんの手術が行われてからどの位の時間が経ったのでしょうか。
すでに手術室に小村井医師の姿はなく、手術台に春香さんの姿もありません。
春香さんは、もう「十二院房」の自室へと移されていました。
ただ、手術台の横のテーブル・・・・その上に置かれている何やら液体の入った茶色の小瓶の中には、春香さんの身体から摘出したと思われる二つの肉塊が・・・・・。
そうです、それは春香さんの陰嚢から摘出された睾丸です。

「しばらくは傷口が痛むわ。今日はもう何の予定は入れてないから、ゆっくりと身体を休めておきなさい。明日からはまた厳しい調教が待っているからね」
部屋の隅にポツンと置かれたベッド上に横たえられている春香さんに、特務調教官が語りかけています。
その春香さんのいでたちはというと、木綿の白いパンティーにスリップだけ・・・・・。
豊胸手術を受けたその胸にはブラジャーはなく、白いガーゼが絆創膏で固定してあるのがスリップの上から透けて見えます。
「今受けた手術だけだとまだ『女』とは言えないけど、少なくともおまえはもう『男』ではなくなってしまった事は事実よ。どぉ? 膨らんだ胸を持った感想は・・・ムフッ」
特務調教官のそんな揶揄にも、春香さんはただ呆然と天井を見つめているだけでした。
少しでも視線を動かすと、その視界の中に豊胸された乳房で盛り上がるスリップの胸の部分が入り、否が応でもあの忌まわしい手術の瞬間が思い出されるからでした。

それは、『陰棒』への焼印で意識を失ってから間もなく、胸の辺りの微かな刺激によって春香さんが意識を取り戻した直後の出来事です。
意識が戻ったその瞬間、その目の中に飛び込んで来たのは、手術着をを着た小村井医師がしきりに両手を動かし、何やら作業をしている姿でした。
しかし、天井を向いたままの春香さんには、それが何をしている姿なのかまでは確認出来ませんでした。
『何・・・・? そこでいったい何を・・・・・』
春香さんは、意識を失ったショックで一時的に自分に施される手術の記憶まで飛んでいました。
慌てて体を動かそうとしましたが、手術台にしっかりと固定されている身体はまるで動きません。
いえ・・・・それもありましたが、全身麻酔をかけられていたのです。
機能しているのは視力と聴力だけ・・・・、それ以外の部分は痺れたように微かに刺激を感じるのがやっとの状態でした。
『そうだ、手・・・手術を・・・・・』
記憶を辿るうちに、春香さんはやっと自分に施される手術の事を思い出しました。
『で・・・では、今、目の前で行われているのは、豊胸手・・・・・』
その時、医師の手が春香さんの胸の辺りに再び近付いて来ました。
春香さんも、それに気付き・・・・・・
「や・・・やめろ! そんな手術はやめてくれ!」
春香さんはそう叫んだつもりでしたが、顔面の筋肉も麻痺しているのか、口が思ったように動きません。
そんな次の瞬間、微かな痛みとともに急に右胸の乳輪の部分が春香さんの視界の中に飛び込んで来ました。
そして、続いて左の胸の乳輪も・・・・・・。
『あぁ、もういい! もう・・・・もうやめてくれぇ!』
それは、春香さんの左右の胸に豊胸バッグを埋め込まれた瞬間でした。
『胸が・・・・僕の胸が・・・・・・』
この施設へ入れられた時点ですでに覚悟はしていたはずの春香さんでしたが、やはりその場面が目の前に迫った事で理性を失ってしまいました。
しかし、その間にも手術は迅速に進められ、すでに切開部分の縫合まで進んでいました。
「胸の方はこれでいい。次はホーデンだ・・・・・」
「はい、先生!」
医師と看護婦の会話が春香さんの耳に入って来ました。
『ホーデン』という言葉を聞き、春香さんにもこれから行われるのが『睾丸の摘出』である事が分かりました。
「やめるんだ、おまえ達! お願いだ、すぐにやめろ!!!」
再び声を出そうとしましたが、やはり全く声になりませんでした。
そして、力を振り絞って僅かに視線を下に向けると、目の前の胸の谷間を通して片手にメスを持った小村井医師の姿が見えました。
『こ・・・このままでは睾丸が・・・・、二人の・・・二人の夢が・・・・・・』
二人の夢とは、春香さんと奥様のお二人の夢・・・・子供を作り、そして楽しい家庭を築くという夢です。
そんな落胆した思いを春香さんが持った瞬間、股間部の辺りに軽い刺激を感じ、突然、春香さんの顔の前に小村井医師の顔が・・・・・。
「春香さん、私の顔が見えていますか? 今、あなたの陰嚢の一部を切開しました。これから睾丸を摘出します・・・・心の準備は出来ていますね?」
目の前で告げられる恐ろしい宣告。
春香さんの表情は一気に青ざめて行きました。
「では、右睾丸を先に切除します」
小村井医師がそう告げた次の瞬間、春香さんは股間部から伝わる微かな鈍痛を感じました。
更に、一瞬間を置いて再び同じ鈍痛が・・・・・。
春香さんの二つの睾丸が切除されたのです。
「うっ、うぅぅ・・・・・・」
部屋の中に、春香さんの嗚咽が小さく響き始めました。
この時、春香さんの頭の中にあったのは新妻・里美さんの姿でした。
『里美・・・・ごめんよ。僕にはもう・・・『男』としての機能が・・・・・・』

性犯罪者として逮捕された時、新婚二ヶ月目だった春香さん・・・・いえ、春樹さんと奥様の里美さん。お子さんが早く欲しかったお二人ですが、その時点ではまだお子さんが生まれる兆候はありませんでした。そして、それはもう・・・・・永遠に。

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07/20|女装子十二陰棒コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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 ひとみ絵里

Author: ひとみ絵里
性 別 :  人工微女

初めてスカートを穿いた日が私の誕生日です。ちなみに、小説の中で時々登場するめぐみ(恵一)のイメージ画像のモデルは一部を除いて私自身です。

    ♥ お話について ♥
このお話はフィクションです。お話の中に登場する人物名・会社名などはすべて架空のものです。また、このお話の著作権や私自身の画像に関しては、すべてわたし・絵里に帰属致しますので、無断で転載やご使用なさらないでくださいね。

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