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--- 春香を彩る青い桜 ---

杉浦さんとの出会い以来、春香さんはずっと再会出来るその日を待ち続けました。その間は、それまで強い嫌悪感を抱いていた週二回用意される『朝食』、その匂いを嗅ぎ『ご主人様』を選択するという凄惨な行為に対しても、逆に積極的にさえなっていました。しかし、すでにあの日から三ヶ月・・・・・とうとう杉浦さんは、春香さんの前にその姿を現しませんでした。しかも、春香さんはその間にも幾度かの整形手術を施され、昨日はついに女性ホルモンにより更に発達した乳房とのバランスを取るという理由で『豊尻手術』まで施されてしまいました。

「どう・・・・・春香、昨日手術したお尻の具合は? 昨晩はだいぶ痛がっていたようだけど・・・・・」
「はい・・・・瑞希様。一晩寝てだいぶ和らぎましたわ。今はもう・・・・・」
「そう、それはよかったわね。では、ちょっとこのスカートを穿いてごらん」
そう言うと、特務調教官は手にしていたシャワー後に穿くプリーツスカートを春香さんに手渡しました。
「どれだけ体形が変わったか、ちょっと見てみたいの。スリップ姿だとよく分からないからね」
春香さんは、手渡されたスカートを腰の部分まで上げると、ファスナーを締めホックを止めようとしました。
『あら? いつもはこの位置でちょうど止まるんだけど・・・・・』
いつも止めている位置でスカートを穿こうとすると、何かとても窮屈に感じられました。
「お尻が膨らんだ分、腰の位置が上がったのよ。少し上の位置で止めてごらん」
春香さんは、言われた通りにスカートを少し上へずらしてみました。
「ほら、今度はピッタリしたでしょう?」
「は・・・・はい」
「昨日までよりもヒップの位置も高いし、スカートの広がり方も比べものにならないくらい大きいわ・・・・まるで満開の桜のように。ウエストもかなりくびれて来たし、しかもそのお尻の大きさ。もうどこから見ても完全に女の体形ね」
部屋の壁全体に貼り付けられた大きな鏡、そこに映し出された自分の姿に春香さんは唖然としました。
その胸の膨らみ、腰のくびれ、そして、その細い腰のくびれから華やかに大きく広がる青いプリーツスカート。
それは、昨日まではなかったスカートの広がりでした。
確かに、まるで春の香り漂う満開の桜のようでした。
『とうとう・・・・こんな体型に』
昔の自分との余りの変わり様に、しばし呆然とする春香さんでした。
「ところで春香。予定ではあと二週間ほどでおまえはここを卒業よ。今のところ『評価会』等の成績も申し分ないし、このまま何もミスも犯さなければあとは残り一回となった『お床入り』の採点を待つだけ。それを無事にクリアすれば、おまえは最後の手術は受けずにここから出られるわ」
「最後の手術?」
「そう、おまえの身体に残された唯一の男の部分、その部分を女のそれに置き換える手術の事よ。それだけは免除されるという事」
『・・・・・性転換・・手術』
その言葉を思い浮かべた瞬間、春香さんは一瞬おののきました。
それは、常に春香さんの心の中にあり、そして常に否定していた言葉だったからです。
「この段階まで『性転換手術』を逃れて来たのはおまえが初めてよ。つまり、これまで『性転換手術』を施されずにここから出られた者はまだいないという事。追い詰められて術後に自殺した受刑者は何人もいたけどね・・・・・フフフッ」
何故か薄ら笑いを浮かべ上目遣いに春香さんを見つめる特務調教官。
この薄ら笑いの意味はいったい何だったのでしょうか。
「それで、今言った最後の『お床入り』の事なんだけど、明後日の朝から三日間の予定で行われる事になったわ」
「えっ・・・・三日間も? しかも朝から・・・・・」
「驚いた? 最後の『お床入り』はただ『ご主人様』に奉仕して抱かれるだけではないのよ。その三日間はまるで夫婦のように共に生活をし、『ご主人様』からいろいろな調教を受けるの。そして、最終的には『ご主人様』の色に完全に染まらなければいけないの。その間は、たとえ一瞬たりとも女らしさを失う事は許されないわ。どんなに追い詰められた状態でも『男』の姿を見せない、それが最後の『お床入り』の判定基準よ。さて、おまえにそれが出来るかしら?」
『ご主人様』の色に染まり三日間女らしさを失わなければいい・・・・それならば絶対に出来る、何としてもこのままの身体でここから出なくては。たとえ男性機能はすでに喪失していても、今の身体のままならせめて形の上だけでもまた元の男の身体に戻せる・・・・と、春香さんはそう思っていました。
「それと、明後日の『お床入り』は朝から始まるので、朝食による『ご主人様』選びは明日の朝行うわ。あとついでに言っておくけど、明朝から明後日の朝まで水分の補給は一切出来ないからそのつもりでいてね」
『まる一日水を飲ませて貰えない・・・・でも、いったい何故?』

春香さんの心の中に、大きな不安がよぎりました。

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07/31|女装子十二陰棒コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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 ひとみ絵里

Author: ひとみ絵里
性 別 :  人工微女

初めてスカートを穿いた日が私の誕生日です。ちなみに、小説の中で時々登場するめぐみ(恵一)のイメージ画像のモデルは一部を除いて私自身です。

    ♥ お話について ♥
このお話はフィクションです。お話の中に登場する人物名・会社名などはすべて架空のものです。また、このお話の著作権や私自身の画像に関しては、すべてわたし・絵里に帰属致しますので、無断で転載やご使用なさらないでくださいね。

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