FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--/--|スポンサー広告||TOP↑
--- 二人の人工美女・春香とめぐみ ---

翌日、杉浦さんが『女』に変えられてしまったという大きな衝撃をまだ心の中に残しながら、春香さんは大神家で初めての朝を迎えました。
朝食の用意が出来ているという事でブルーのワンピース姿で食卓へ向かうと、いつも朝食の時間の遅い大神隆造を除き、隆一郎をはじめ大神家の住人がすべて顔を揃えていました。そして、その中には初々しいセーラー服姿の『少女』の姿も・・・・・。

「おい・・・めぐみ、昨日の夜って・・・何かあったのか? そんな疲れるくらいの事が・・・ふふっ」
「いえ、別に・・・・・」
「ちょっと恵一に私のエキスを分けてやっただけさ。少し苦かったとは思うがな・・・・・」
「えっ、エキスってまさか・・・・・」
「・・・・・、ふふふ」
「えっ、そうだったのか。兄貴のは濃そうだからなぁ・・・・それではめぐみも大変だ」
食事を取りながらの会話・・・・・なぜかセーラー服姿の少女は顔を赤らめています。
「・・・・・何か楽しそう。いったい何をお話になられているんですか?」
目の前で妙な盛り上がりを見せている会話に、春香さんも興味を持ったのでしょう。思わず会話に割って入りました。
「あっ、これは春香さん。おはようございます」
最初に言葉を返してくれたのは、長男の隆一郎でした。
「隆一郎さん・・・そして皆さん、おはようございます」
「何だ・・・聞いてらしたんですか、人が悪い・・・・・・」
春香さんに自分達の話をずっと聞かれていたと思い、隆一郎は照れくさそうに笑ってごまかしました。
「いいえ、声が聞こえただけですから・・・・ご心配なさらないで」
「あっ、そうだ、春香さんは恵一・・・・・いや、めぐみとはこれが初対面でしたね」
「めぐみさん・・・・・って、そちらの可愛らしいお嬢さん? お名前だけはお父様から伺っています」
「そうですか。では、私からも改めて春香さんに紹介します、私の婚約者のめぐみです」
「めぐみ、彼女は親父の秘書をしている二宮春香さんだ。これからこの家で一緒に生活する事になった。おまえも挨拶しなさい」
「は・・・はい。春香さん・・・・めぐみです。どうぞよろしくお願いします」
「二宮春香です。めぐみさん、こちらこそよろしくね。セーラー服か・・・懐かしいわぁ。でも、とてもお似合いよ」
「春香さんも学生時代はセーラー服だったのですか? さぞ可愛かった事でしょうね」
セーラー服姿を懐かしがる春香に、隆一郎が問い掛けました。
「い・・・いえ、私の場合は学生時代ではなかったんですけど・・・・・・」
隆一郎の問い掛けに、思わず春香さんは口ごもってしまいました。
「あっ、そうだ。洋祐とも今日が初めての顔合わせですよね?」
「はい、そうです」
「洋祐、昨日話した春香さんだ・・・・どうだ、話した通り美しい『女性』だろう?」
「次男の洋祐です。父の秘書をして頂いているそうで、どうぞ宜しくお願いします。昨日の夜、兄から父が凄い美人を秘書に雇った・・・・とは聞いていたのですが、まさか、ここまでお美しいとは・・・・・」
「もう、嫌だぁ。お二人してわたしをほめ殺しにするなんてぇ」
「ほめ殺し? そんな事はありませんよ・・・・・なぁ、洋祐」
「はい、兄の言う通りです」
「はーい、ではお褒めのお言葉、素直に受け取らせて頂きますね」
「さて、私はそろそろ病院へ出なければ・・・・・、では、お先に失礼します」
「あっ、私も間もなく回診の時間だ」
春香さんの話題で盛り上がった三人の会話でしたが、隆一郎と洋祐は仕事の時間が近づき席を立ちました。
「おっと、俺も急がないと遅刻してしまうぜ。今日は早朝から部活の集まりがあったんだ」
「はい、行ってらっしゃい」
大学生の隆司が慌てて部屋から出て行き、残ったのは春香さんとめぐみさんの二人だけです。
「めぐみさんもこれから学校ね?」
「は・・・はい」
「学校は楽しい?」
「えっ・・・・まぁ」
「でも、女子校だから大変よね・・・・慣れていない場所だから」
「慣れていない?」
「だって、女だけの世界なんて経験した事ないでしょ? しかも、セーラー服まで着せられて」
「春香さん・・・・・」
「わたし、すべて大神様から聞いて知っているの。もちろん、めぐみさんの事もね」
「・・・・・・・」
恥ずかしさからなのでしょうか、春香さんが自分の事を知っていると分かり、めぐみさんは俯いてしまいました。
そんなめぐみさんの耳に春香さんは口を近づけ囁くように言いました。
「安心して、わたしはあなたの味方のつもりよ。何もしてあげられないかも知れないけれど、せめて心の支えにでもなってあげられればと思っているの」
「・・・・・春香さん、あなたっていったい?」
「とりあえず・・・・わたしを信じて。といっても、無理かもしれないけれど」

思いもかけない春香さんの言葉に、めぐみさんは戸惑っていました。

[FC2 Blog ランキングへ投票] [人気blogランキングへ投票]
         ↑                  ↑
2つのブログランキング"に参加中で~す・・・・クリックしてくださいますか?

スポンサーサイト
[PR]

[PR]


08/19|女装子十二陰棒コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
この記事にコメント
名前:
コメントタイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
この記事にトラックバック
18歳未満の方は閲覧禁止ね

 ひとみ絵里

Author: ひとみ絵里
性 別 :  人工微女

初めてスカートを穿いた日が私の誕生日です。ちなみに、小説の中で時々登場するめぐみ(恵一)のイメージ画像のモデルは一部を除いて私自身です。

    ♥ お話について ♥
このお話はフィクションです。お話の中に登場する人物名・会社名などはすべて架空のものです。また、このお話の著作権や私自身の画像に関しては、すべてわたし・絵里に帰属致しますので、無断で転載やご使用なさらないでくださいね。

FC2カウンター
現在のブログランキング
最近の記事
カテゴリー
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
リンク
RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。