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 第24話 人工子宮の恐ろしいデータ 

 性転換手術によって恵一の体内に移植された人工子宮は、監禁されている恵一の母親の子宮から採取した細胞から生まれた。最新のクローン技術によって培養し生成しされ、移植しても拒絶反応が起こらない優れた人工臓器だ。しかし、人工卵巣の生成技術はまだ確立されておらず、人工子宮で妊娠させる為には、人工授精した卵子を植え付けるか、或いは、事前にあらかじめ卵子だけを植え付けておき、その状態で膣内に射精をする方法などが考えられる。
 更に今回の場合は、その人工子宮自体に変性女性ホルモンの生成能力を持たせる為、細胞の培養液中に『エストロモドキン』という禁断のイオン変性物質を混入。これによって、この人工子宮を移植された『元・男性』には、女性ホルモンの投与が必要なくなるという利点がある。しかし、人工子宮の変性女性ホルモン生成には男性の精液に含まれるある成分が必要で、それをイオン分解して初めて変性女性ホルモンが生成される。そして、一番の問題点は、『エストロモドキン』の持つ強い依存性で、それは、体内に取り込まれた変性女性ホルモンの量に比例する。もし、一度でも『エストロモドキン依存症』になってしまうと、人工子宮は常に精液の放出を受け続けなければならなくなってしまい、もしそれを怠ると強い禁断症状が出て、やがては廃人同様になってしまうのである。

「小村井先生、データは出ましたか?」
「はい、隆一郎様」
「で、どうですか? 具体的な数値を見た感じは・・・・・」
「さすが、『エストロモドキン』・・・・禁断のイオン変性物質と言われるだけはあります。ダイレーターに塗り込めたあの程度の成分だけでこれだけの量の『変性女性ホルモン』を生成してしまうのですから・・・・。これを一回の射精で放出される精液の量で換算すると、恐ろしいくらいの数値になります」
「やはり、依存性は避けられない?」
「今回のデータ程の濃度でしたら依存性はさほど強くないので、多少禁断症状に耐えれば元の身体には戻れるでしょう。ただし、それとは逆に、この程度の濃度では大して女性ホルモンとして役目は果たせません」
「なるほど、それならば毎日のように移植された人工子宮に精液を放出しないといけないという事ですか?」
「いえ、データ的には二日に一回程度の射精で十分かと・・・・・」
「それくらいのペースなら、私の精力を持ってすれば何ら問題はない、ふふふっ。それよりも、そうなった場合の依存性の程度の方が気になりますね」
「はい、人工子宮がもし多量の精液を吸収した場合、その瞬間からその人間は間違いなく『エストロモドキン依存症』に掛かってしまうでしょう」
「・・・・という事は、新婚初夜の場で私が恵一の膣内に射精したその瞬間、恵一は『エストロモドキン依存症』にかかってしまうという事ですね?」
「あくまでも、放出された精液が多ければの話ですが、そういう経過を辿ると思います」
「常に膣内に射精を受けていなくてはいられない身体・・・・男なしでは生きて行けない身体になってしまうという訳ですね」
「仰せの通りで・・・・・」

 このまま行けば、恵一は『エストロモドキン依存症』に掛かってしまう。その運命の分岐点は隆一郎との初夜の交わりだ。

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09/14|人工美女の館 (第二部)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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 ひとみ絵里

Author: ひとみ絵里
性 別 :  人工微女

初めてスカートを穿いた日が私の誕生日です。ちなみに、小説の中で時々登場するめぐみ(恵一)のイメージ画像のモデルは一部を除いて私自身です。

    ♥ お話について ♥
このお話はフィクションです。お話の中に登場する人物名・会社名などはすべて架空のものです。また、このお話の著作権や私自身の画像に関しては、すべてわたし・絵里に帰属致しますので、無断で転載やご使用なさらないでくださいね。

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