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 第28話 生理もどき 

 その週の土曜日の夕方、恵一は隆一郎の指示で手術室にいた。手術台の上に横たえられた恵一は上体を拘束され、その両脚は左右に大きく開かされていた。。

「安心しろ、今日は別に何か手術をしようという訳ではない。手術で移植した部分の確認作業を行うだけだ」
 恵一の横で隆一郎がそう説明すると、その広げられた両脚の間に佇む小村井医師に目で合図を送った。
「では、ちょっと冷たいですが我慢してください」
 そう言って、小村井は手にしていた金属製の医療器具を恵一の股間部へと運んだ。
「あっ!?」
「クスコを膣口に挿入しました。これから膣の内壁を広げます」
『うぅ・・・・・・っ』
 その部分が押し広げられると、恵一は思わず呻き声を漏らした。
「どうだ・・・恵一、初めてクスコで膣を広げられた気分は? 女になった事が少しは実感できるだろう」
 隆一郎の容赦ない言葉責め・・・・恵一はじっと目を閉じ、ただ耐えるだけだった。
「では、隆一郎様・・・・・」
「よし、頼む」
 隆一郎が小村井に何か指示を出した直後、恵一は広げられた膣の奥に何かが触れるのを感じた。
『何? 何をしたの?』
「隆一郎様、終わりました」
「そうか、ご苦労様」
 何かの作業が恵一の体内・・・・いや、膣内で行われた事は確かだったが、それが何だったのかは恵一には分からない。
「恵一、もう手術台から降りてもいいぞ。新しいパンティーとナプキンを用意しておいた、今日はこれを穿いていろ」
 手術台から降り掛けている恵一に、隆一郎からピンク色の生理用パンティーとナプキンが手渡された。手術後にダイレーションを開始してからは、膣内に残ったゼリーが漏れてもいいようにと生理用パンティーとナプキンの着用を義務づけられていた恵一だったが、ナプキンが今までよりも大きい事に一瞬引っかかるものを感じていた。

 そして、その翌日。午前中から恵一の下腹部がにわかに痛み出した。急いでパンティーを下ろしてお腹の様子を見ようとしたところ、パンティーに装着されているナプキンに多量の鮮血が滲んでいるのが見えた。
「何・・・何なの、この出血は?」
 恵一は慌てた。てっきり、手術の傷口から出血したのだと思ったからだ。恵一は、すぐに部屋に備えられているインターホンで隆一郎に連絡を取った。
「隆・・・・隆一郎さん、出血が・・・・・傷口から出血したらしいんです」
「出血? 慌てないで分かりやすく言え。いったいどこから出血したと言うんだ?」
「あ・・・あそこの、手術したあの部分から出血が・・・・・」
「・・・・・・ふふふ、なるほど。それはよかった」
「よかった・・・って? 傷口が・・・・・」
「それは、傷口からの出血ではない、安心しろ」
「傷口ではない? でも」
「それは、生理の出血だ」
「生理? そ・・・・そんな」
「嘘ではない。昨日、手術室で行った作業は、おまえに移植された人工子宮に卵子を植え付ける作業だったのだ」
「卵子を・・・・植え付け?」
「そうだ、人工子宮に卵子を植え付けたが、その卵子が受精しなかった為に起きた生理現象だ」
「人工子宮・・・・それって」
「まだ、おまえには話してなかったな。おまえのお腹の中には人工子宮が移植されている。しかも、その人工子宮はちょっと細工さえすれば妊娠さえ可能なものだ。今回の実験でそれが証明された事になる」
『妊・・・妊娠まで!! まさか、隆一郎の子供を!?』

 自分は妊娠まで可能な人工子宮を移植されていたのか・・・・と、恵一は計り知れない程の大きな衝撃を受けていた。それは、形の上だけのものと心の中で妥協していた隆一郎との結婚が、じつは、隆一郎の子供まで生まされる可能性があると分かったからだ。

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09/18|人工美女の館 (第二部)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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 ひとみ絵里

Author: ひとみ絵里
性 別 :  人工微女

初めてスカートを穿いた日が私の誕生日です。ちなみに、小説の中で時々登場するめぐみ(恵一)のイメージ画像のモデルは一部を除いて私自身です。

    ♥ お話について ♥
このお話はフィクションです。お話の中に登場する人物名・会社名などはすべて架空のものです。また、このお話の著作権や私自身の画像に関しては、すべてわたし・絵里に帰属致しますので、無断で転載やご使用なさらないでくださいね。

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