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 第42話 葉子に迫る魔の手 

 隆一郎と恵一の挙式に強制的に参列させられていた恵一の元恋人・葉子。挙式が済んだ後も手錠を掛けられたまま大神邸内に一人残され、大神隆造から意地の悪い言葉を次々と浴びせられていた。

「今頃、めぐみくんは息子の隆一郎と新婚初夜の真っ最中・・・・新妻となった喜びを噛み締めているのだろうな」
「知・・・・知りません、そんな事・・・・・・」
「うふふ、そうか・・・・・やっぱり妬けるか? しかし、それも無理はないだろう。おまえとめぐみくんは、元・恋人同士の間柄なのだからな」
「元・・・・なんかではないわ、誰も別れたつもりなんかない。そのように仕組んだのはあなた達じゃないの!」
 そう言って、葉子は果敢に隆造に詰め寄った。
「いつか必ず恵一さんはわたしのところへ戻って来てくれる。きっといつか、二人は一緒になるわ!」
「はははっ、これは大笑いだ。おまえとめぐみくんが一緒になるだと? どうやってなるというのだ、どうやったら一つになれるというのだ」
「一つ・・・・に?」
「まぁ、そのような事を今さら言っても始まらん。それよりも、今ここにおまえを連れて来たのは、おなまえにいい話を持って来てやったからだ」
「・・・・・・?」
「めぐみくんも隆一郎の嫁になった事だし、おまえもいつまでもただ遊ばせておく訳にもいかん・・・・何かの役に立って貰わなくてはな」
「役に・・・・って、いったいわたしに何をさせようというの?」
「まぁ、雑用係のようなものだが・・・・それはひとまず置いておいて、まずはおまえの結婚話だ」
「えっ、結・・・・結婚?」
 このような状況で結婚? 隆造はいったい何を言っているの・・・・と、また何かよからぬ事を企んでいるのだろうと葉子は思った。
「めぐみくんも息子の元に嫁いでしまい、おまえも一人ぼっちでは寂しいだろう。そう思って結婚相手を探してやったのだ」
「そ・・・・そんな勝手な! わたしは嫌です」
「まぁ、そう言うな。おまえが拒否すると、その結婚相手が迷惑するぞ」
「迷惑?」
「・・・・・そうだ。そやつもここでは役立たずでな。おまえと結婚させ、夫婦で家政婦的な仕事をやらせようと思っているのだ。しかし、おまえが断るとなると、もはやそやつは単なる厄介者。薬でも注射して、あの世へ旅立って貰うしかなくなってしまう」
「そんな・・・・そんな酷い!」
「酷いも何も、それはおまえが断ると言い出したからだ。おまえさえ快く引き受けてくれれば、すべては丸く治まる」
「・・・・・・・」
 葉子は何と返答したらいいか分からなかった。
「いずれにしても、間もなくその相手がここに来る」
「えっ、ここに!」
「最終的な返事はその見合いが終わってからでも構わんぞ」
「・・・・・・・・・」

 恵一の新婚初夜の最中に突然湧き出した葉子の結婚話。隆造はいったい葉子を誰と結婚させようというのだろうか。

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10/02|人工美女の館 (第二部)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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 ひとみ絵里

Author: ひとみ絵里
性 別 :  人工微女

初めてスカートを穿いた日が私の誕生日です。ちなみに、小説の中で時々登場するめぐみ(恵一)のイメージ画像のモデルは一部を除いて私自身です。

    ♥ お話について ♥
このお話はフィクションです。お話の中に登場する人物名・会社名などはすべて架空のものです。また、このお話の著作権や私自身の画像に関しては、すべてわたし・絵里に帰属致しますので、無断で転載やご使用なさらないでくださいね。

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