♂ 第45話 妊娠を促すヴァギナストッパー ♀
「お父さん、お父さん!」
霧がかかって何も見えないその向こう側から、恵一に向かって小さな子供の声が語りかけて来た。
「えっ・・・・お父さん? お父さんって、私の事?」
「そうだよ、お父さん何寝ぼけているの?」
「私はあなたのお父さんじゃないわ。お父さんは男でしょう・・・・わたしは女だもの」
「でも、恵一っていう名前でしょ?」
「いいえ、違うわ。わたしの名前はめぐみよ」
「嘘だぁ! それに、男なのになんで女みたいな喋り方をしているの? 変なのぉ・・・・・」
「だ・・・・だって、手術されて・・・・・・」
恵一は、知らず知らずのうちに、この謎の少年のペースに嵌まりそうになっていました。
『いけない、もう少しで相手のペースに嵌まるところだった』
恵一は、すんでのところで我を取り戻しました。
「それより、あなたの名前はなんて言うの?」
「僕? 僕は恵太郎だよ」
「えっ・・・恵太郎!?」
恵太郎という名前を聞き、恵一はすでにすっかり忘れていた以前体験した不思議な現象を思い出していた。意識を失っていた時に誰かが『恵太郎、恵太郎』としきりに語りかけて来たあの現象だ。しかし、あの時は自分が恵太郎と呼ばれていたのだが、今回はそうではなく、自分に対して恵太郎が語りかけて来ているのだ。いったい、自分と恵太郎はどういう関係にあるのか・・・・その謎はより深まった。
「嫌だなぁ、この名前お父さんが付けてくれた名前だよ」
「ええっ、わたしが付けた!?」
「そうだよ、僕が生まれてすぐにお父さんが付けてくれたって、春香おばちゃんが言ってたよ」
「春香・・・・おばちゃん?」
恵太郎の口から春香という実際に身近にいる人間の名前が出て来た事で、恵一の頭の中はますます混乱した。しかし、こうなったらこれはある意味いいチャンス。更に深く追求する必要があると恵一は判断した。
「恵太郎くん、わたしがあなたのお父さんだというのならお母さんは誰なの・・・・何という名前?」
恵一は、一気に核心に触れた。
「お母さんの名前? お母さんの名前はねぇ・・・・・・・あっ、恐いおじさんがやって来た。僕、ここにはもういられない。お父さんも早く逃げて!」
「あっ、恵太郎くん・・・・・恵太郎くん!」
恐いおじさんが近づいて来る・・・・そう言って恵太郎の声が一瞬にして遠ざかってしまった。恵一は急いで呼び止めたが、そのまま戻っては来なかった。
『ああ、行ってしまった。せっかく謎を解くいいチャンスだったのに・・・・・・』
眠気でぼやけていた恵一の頭が徐々に回復して来た。
「おぉ、やっと目を覚ましたか。昨夜はあれだけよがっていたんだ、疲れが出ても無理はない・・・・ふふふっ」
睡眠から覚め目を開いた恵一に、今は夫となった隆一郎がからかった。
「そ・・・そうだ、恵太郎が・・・・・・」
「・・・・・恵太郎? 恵太郎って誰の事だ」
恵一が思わず呟いた『恵太郎』という名前に、隆一郎が敏感に反応した。
「い・・・いえ、なんでも・・・・・・・」
恵一は、今の現象は隆一郎には話さない方がいいと判断した。
「・・・・・・? 何か・・・・変」
「どうした、めぐみ」
意識がはっきりとして来た恵一は、自分のあの部分に何か違和感を感じ取った。
「こ・・・・これは?」
違和感のある部分に指を触れ、その部分に何かが詰められているのを知り恵一は驚いた。
「ああ、それか。それはヴァギナストッパーだ」
「ヴァギ・・・・・・?」
「おまえには一刻も早く妊娠して貰わなくてはいけないからな。それで、おまえが意識を失っている間に装着したのがそのヴァギナストッパーだ。アナルストッパーと同じように膣口に栓をする事が出来る。禁欲生活まで送って多量に放出した私の精液が外に漏れ出したら勿体ないからな。ふふふっ」
「・・・・・・?」
恵一は、目の前に隆一郎の目があるのも忘れ、自分に埋め込まれたヴァギナストッパーを手で引き抜こうとした。しかし、引き抜こうと引っ張るとそのまわりの組織に痛みが走り、それは無理な事だと察知した。
「抜き取ろうとしても無理だぞ。小陰唇に何ヶ所かピアスをして専用の器具がないと取れないようにしてあるからな。無理に引き抜こうとすれば、小陰唇が引きちぎられてしまう」
隆一郎のその説明を聞き、恵一は愕然とした。妊娠から逃れる事はもはや無理としても、そのような悪夢は少しでも先に延ばしたい。そう思っていた恵一は、自分の部屋に戻った時点でその中に放出された隆一郎のおぞましい精液を洗い流してしまおうと思っていたからだ。
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「お父さん、お父さん!」
霧がかかって何も見えないその向こう側から、恵一に向かって小さな子供の声が語りかけて来た。
「えっ・・・・お父さん? お父さんって、私の事?」
「そうだよ、お父さん何寝ぼけているの?」
「私はあなたのお父さんじゃないわ。お父さんは男でしょう・・・・わたしは女だもの」
「でも、恵一っていう名前でしょ?」
「いいえ、違うわ。わたしの名前はめぐみよ」
「嘘だぁ! それに、男なのになんで女みたいな喋り方をしているの? 変なのぉ・・・・・」
「だ・・・・だって、手術されて・・・・・・」
恵一は、知らず知らずのうちに、この謎の少年のペースに嵌まりそうになっていました。
『いけない、もう少しで相手のペースに嵌まるところだった』
恵一は、すんでのところで我を取り戻しました。
「それより、あなたの名前はなんて言うの?」
「僕? 僕は恵太郎だよ」
「えっ・・・恵太郎!?」
恵太郎という名前を聞き、恵一はすでにすっかり忘れていた以前体験した不思議な現象を思い出していた。意識を失っていた時に誰かが『恵太郎、恵太郎』としきりに語りかけて来たあの現象だ。しかし、あの時は自分が恵太郎と呼ばれていたのだが、今回はそうではなく、自分に対して恵太郎が語りかけて来ているのだ。いったい、自分と恵太郎はどういう関係にあるのか・・・・その謎はより深まった。
「嫌だなぁ、この名前お父さんが付けてくれた名前だよ」
「ええっ、わたしが付けた!?」
「そうだよ、僕が生まれてすぐにお父さんが付けてくれたって、春香おばちゃんが言ってたよ」
「春香・・・・おばちゃん?」
恵太郎の口から春香という実際に身近にいる人間の名前が出て来た事で、恵一の頭の中はますます混乱した。しかし、こうなったらこれはある意味いいチャンス。更に深く追求する必要があると恵一は判断した。
「恵太郎くん、わたしがあなたのお父さんだというのならお母さんは誰なの・・・・何という名前?」
恵一は、一気に核心に触れた。
「お母さんの名前? お母さんの名前はねぇ・・・・・・・あっ、恐いおじさんがやって来た。僕、ここにはもういられない。お父さんも早く逃げて!」
「あっ、恵太郎くん・・・・・恵太郎くん!」
恐いおじさんが近づいて来る・・・・そう言って恵太郎の声が一瞬にして遠ざかってしまった。恵一は急いで呼び止めたが、そのまま戻っては来なかった。
『ああ、行ってしまった。せっかく謎を解くいいチャンスだったのに・・・・・・』
眠気でぼやけていた恵一の頭が徐々に回復して来た。
「おぉ、やっと目を覚ましたか。昨夜はあれだけよがっていたんだ、疲れが出ても無理はない・・・・ふふふっ」
睡眠から覚め目を開いた恵一に、今は夫となった隆一郎がからかった。
「そ・・・そうだ、恵太郎が・・・・・・」
「・・・・・恵太郎? 恵太郎って誰の事だ」
恵一が思わず呟いた『恵太郎』という名前に、隆一郎が敏感に反応した。
「い・・・いえ、なんでも・・・・・・・」
恵一は、今の現象は隆一郎には話さない方がいいと判断した。
「・・・・・・? 何か・・・・変」
「どうした、めぐみ」
意識がはっきりとして来た恵一は、自分のあの部分に何か違和感を感じ取った。
「こ・・・・これは?」
違和感のある部分に指を触れ、その部分に何かが詰められているのを知り恵一は驚いた。
「ああ、それか。それはヴァギナストッパーだ」
「ヴァギ・・・・・・?」
「おまえには一刻も早く妊娠して貰わなくてはいけないからな。それで、おまえが意識を失っている間に装着したのがそのヴァギナストッパーだ。アナルストッパーと同じように膣口に栓をする事が出来る。禁欲生活まで送って多量に放出した私の精液が外に漏れ出したら勿体ないからな。ふふふっ」
「・・・・・・?」
恵一は、目の前に隆一郎の目があるのも忘れ、自分に埋め込まれたヴァギナストッパーを手で引き抜こうとした。しかし、引き抜こうと引っ張るとそのまわりの組織に痛みが走り、それは無理な事だと察知した。
「抜き取ろうとしても無理だぞ。小陰唇に何ヶ所かピアスをして専用の器具がないと取れないようにしてあるからな。無理に引き抜こうとすれば、小陰唇が引きちぎられてしまう」
隆一郎のその説明を聞き、恵一は愕然とした。妊娠から逃れる事はもはや無理としても、そのような悪夢は少しでも先に延ばしたい。そう思っていた恵一は、自分の部屋に戻った時点でその中に放出された隆一郎のおぞましい精液を洗い流してしまおうと思っていたからだ。
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