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義母と嫁・・・・女に変えられた二人
二人の後方に隠れるようにしていたフレアミニ姿の恵一だったが・・・・・

 第50話 義母と嫁・・・・女に変えられた二人 

 新婚旅行から戻り父親である大神隆造の元に挨拶に出向いた隆一郎とその妻・恵一。そんな恵一の姿を見て隆造は、奥の部屋にいるという隆造の妻・俊恵への結婚報告を命じた。

「ガチャガチャ!」
 隆造が俊恵がいるという部屋の鍵を開けた。
「この部屋は完全防音になっておってな、外の音も中の音も完全に遮断されておるんだ・・・・・俊恵、入るぞ」
「あっ、あなたなの? おかえりなさい」
 隆造はずっと居間にいた。しかし、音声が完全遮断されている部屋に閉じ込められている俊恵にとっては、留守にしているのと同じなのだ。
「隆一郎が新婚旅行から戻ったぞ。今、ここに挨拶に来ている」
 ドアを半分開けだけの状態で、隆造は俊恵にそう声を掛けた。
「えっ、隆一郎さんが・・・・・・・!?」
『新婚旅行の挨拶・・・・って、まさか!』
 当然、隆一郎の妻となった恵一も一緒なのかと、俊恵の心臓の鼓動が激しくなった。
「ギギギギギーーーッ」
 部屋のドアが大きく開き、隆造の後ろから隆一郎が入って来た。
「お義母さん、只今、新婚旅行から戻りました」
「これは、隆一郎さん・・・・・お疲れ様でした」
 俊恵が母親らしい喋り方で応対した。俊恵はもうすっかり大神隆造の妻として順応してしまったのだろうか?
「お陰様で可愛い嫁を娶る事が出来ました。ほら、めぐみ・・・・ここへ顔を出しなさい」
 隆一郎が、後で隠れるように小さくなっている恵一を手招きした。
『嫌っ、嫌よ! 杉浦さんにこんな姿見られたくない』
 恵一はその場から逃げ出してしまいたかった。
「そんな下を向いてないで、顔を上げなさい。お義母さんに失礼だろう」
「・・・・・は・・・はぃ」
 花柄のフレアミニのスカートから伸びた脚を恥ずかしそうにして立つ恵一に、隆一郎の注意が飛んだ。恵一は辛そうにゆっくりと顔を上げ、目の前に佇む俊恵の姿を見た。
『杉・・・・杉浦さん・・・・・・』
 膝丈のワインレッドのワンピースに身を包み厚手の化粧は施しているが、その顔は間違いなく杉浦俊夫の顔だった。
「お義母様、わたし・・・・め・・・めぐみです」
「めぐみさん・・・・ね? わたしは・・・・・・俊恵です」
 まるで、初めて会った様なぎこちない会話だった。
「この様子では、我々が一緒にいたのでは話したい事も話せんという感じじゃな。少し二人だけにしてやろうじゃないか、なぁ・・・・隆一郎」
「はい、そうですね、父さん」
『えっ! 二人だけ!? そ・・・・それは』

 簡単な挨拶だけで切り抜けられると思っていた恵一。しかし、そこに用意されていたのは二人だけのひと時だった。しかし、それは恵一にとって・・・・いや、俊恵にとってもかえって辛い事だった。このような姿にお互いが変えられて、いったい何を話せというのか。

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10/09|人工美女の館 (第二部)コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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 ひとみ絵里

Author: ひとみ絵里
性 別 :  人工微女

初めてスカートを穿いた日が私の誕生日です。ちなみに、小説の中で時々登場するめぐみ(恵一)のイメージ画像のモデルは一部を除いて私自身です。

    ♥ お話について ♥
このお話はフィクションです。お話の中に登場する人物名・会社名などはすべて架空のものです。また、このお話の著作権や私自身の画像に関しては、すべてわたし・絵里に帰属致しますので、無断で転載やご使用なさらないでくださいね。

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